最近、隣家の工事がうるさい。冬だというのに、窓を少し開けるのが好きなのだが、うるさいので、窓を閉めざるを得ない。しかも、窓を閉めても、うるさい。
その工事をしている家には、昔、小父さんが、一人で住んでいた。しかし、去年、死んでしまった。それで、家は解体されて、しばらく、更地になっていた。狭い家だと思っていたが、更地になると、結構、広々していた。僕は、散歩に行く時などに、その更地の前に立ち、眺めたりするのが好きだった。家があるはずのところに、家がないというのは、非日常感があって、刺激的だ。一年もたつと、雑草も、たくさん生えてきた。時々、猫が中に入っていたり、鳩が集まって、土からしきりに、何かつまんだりしていた。
今はもう、骨組みが、上の方まで、できてきた。あの様子だと、二階建てだ。
そして、何の為かは分からないが、夜になると、骨組みがライトアップされている。夜の作業用かと思ったが、夜には作業している気配がないので、何でだろうと思う。しかし、雨戸を閉める時に、ふと、見ると、ライトアップされたその骨組みは、何かの舞台装置のように、きれいだ。
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